昨日は、僕の婆さんの命日だったんで、墓参りに行ってきました。
うちの家のお墓は、ここ東山五条の『大谷本廟』の一角にあります。
毎年お盆には欠かさずお参りに来てますが、去年のお盆に墓参りに来た時に、お経をあげてもらったお坊さんは、偶然にもうちの店に昔よく来て買い物してくれていた人でした。
お寺の中でそういう偶然があると、その時はなんか物凄い『縁』を感じました。
やっぱり、『一期一会』の人の出会いは大事にしたいですね。
来年が親鸞聖人の750回忌らしく、建物の中を歩くと、いたる所にポスターが貼られていて、親鸞聖人の事が色々と記されてました。
本堂にも花をお供えさせてもらいました。
先祖供養もそうですが、お寺やお墓で手を合わせて拝むと不思議と胸がスッとした気分になります。
『亡くなった自分の先祖がいて、親がいて、自分が今ここにいる。』
そんな当たり前の事を墓参りに来ると改めて感じますね。
「よしあしの うつる心の水鏡 よくよく見れば 我が姿なり」
釈迦如来
う〜ん、深い。
親鸞聖人に見送られてお寺を後にしました。
また、来年来ますね!
そのまま東大路通りを北へ八坂神社の手前まで移動。
お腹が減ったので、お昼は「かに家」へ。
この店にはよく来ますが、ここのカニは本当に美味しい。
中でも個人的に一番好きなのが、この「本タラバかに足一本焼き」です。
安くは無いかもですが、ハッキリ言ってメチャクチャ美味いですよ。
腹も脹れたので、お店を出た後、散歩がてらにそのまま東大路通りを北上。
ここは、知恩院の古門前にある白川沿いの古びたマンションですが、ここの3階の一室が僕の生家です。
うちの親が祇園でスナックをしてたので、昔はその店の近くに住んでました。
久しぶりに通りましたが、当時のままでした。
そのまま、白川沿いを北上。
川沿いの饅頭屋を曲がるとこんな感じです。
ここは、僕が若い時に初めて一人暮らししてたアパートです(4畳半と3畳の部屋でしたが形が歪で激ボロの張りぼて仕様)。
酒井の嫁さんも、昔この辺に住んでたって言うてたなぁ。
細い細い路地で、車は勿論この中に入る事なんか出来ない長屋の立ち並ぶとこなんですが、
路地の左側に「明智光秀の首塚」があります。
天王山の戦いで敗れた光秀は、近江坂本に逃れる途中に殺されて、部下がここに埋めたと言われてます。
一見なんもない路地ですが、観光で来てる人が異常に沢山いて恐ろしく人だかりになってる時があります。
近くには僕がよく買ってたUCCコーヒーの自動販売機もありました。
当時のままで、100円でした。
この白川の景色は小さい頃から見てる風景なんで、なんか心が和みます。
たまにはこんなルーツを辿るのも良いもんですね。
ちなみにこの右に写る石の橋(一本橋)は。。。
実は、こんなに狭いです(笑)。
「カイジ」の鉄骨渡りの気分が少しだけ味わえますので、よかったら酔ってない時に渡ってみてください(ざわざわ)。
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