lay-z-boy CREW

ストリート系ショップ lay-z-boyの店長のブログ

2010年08月

AW

暑さはまだ続いていますが、8月も終わりになり季節の変わり目となるこの時期は、服屋さん的には、秋物の入荷もさる事ながら、季節性のない小物や靴なんかの入荷が多い時期でもあったりします。
お店に来られるお客さんも、夏物の最終の格安になっているセール品と共に目が行きやすいので、最近入荷してきたカバン(FUCT)や靴(VANSのリミテッドシリーズのVAULT)は、とても良く売れています。
そして、個人的に、もの凄く入荷を待っていた『AIRWALK』が本日、遂に入荷しました。
ご存知の方も多いと思いますが、『AIRWALK(エアウォーク)』は、1986年にカリフォルニアで誕生し、1990年代を代表するスケートシューズブランドで、西海岸のスケーターカルチャーを表現したスタイルで、わずか1年でトップブランドへと成長するものの、新鋭ブランドの誕生などによって市場から消え去り、名作と呼ばれるモデルが手に入らない状況になっているブランドです。
そして、今回入荷したのが、30オーバーの人なら懐かしすぎるくらいの名作中の名作シリーズである「OUTLAND」シリーズから、中でも特に大人気だった「D-BOOT」が日本限定企画にて満を持して待望の初復刻となりました。





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90年代のストリートカルチャーを象徴するとも言える『AIRWALK』の「OUTLAND」シリーズは、丸っこくてボリュームのあるコッペパンのようなフォルムが特徴的なシューズです。
この独特の形が当時でも大人気で、最近も復刻で出ていますが、『NIKE』のACGの大人気モデルである「AIR MOC」なんかと人気を二分していた本当にアツいアイテムです。





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あと、特筆すべきは、このクッション性の非常に高い分厚いソールで、この履き心地の良さが、当時のストリートシーンを圧巻し、幅広い層から絶大な支持をされていました。
あの頃(90年代当時)のオリジナルをそのままに忠実に完全復刻されています。





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ちなみに、これは僕の私物ですが、当時(10年以上前)に発売してた同「OUTLAND」シリーズの別モデルである『OUTLAND HENRY』です。
気に入っていたので最近はあまり履いていなかったですが、捨てずに置いてました。
でも、今回入荷した『OUTLAND D-BOOT』をゲットしたので、これは安らかに眠ってもらいます(さよなら)。





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本当におススメのモデルなんで、通常26センチくらいから28センチくらいを中心に靴は取り扱っている当店(lay-z-boy)も、今回は25センチ〜29センチまで幅広く取り扱ってます。
当時の大人気ぶりをご存知の方も、初めて見てやられた方も、ピンと来た方は、迷わず速攻でゲットしてくださいね!

『WEB STORE』はこちらから

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昨日、一昨日と久しぶりにお店を連休にして、家族で三重県の鳥羽に行ってきました。
かなり画像も多い日記ですので、ご興味ある方は『続きを読む』を押して見て下さい。。。
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休み

明日から2日間【8月25日(水)〜26日(木)】は、当店夏季休暇の為、お休みさせていただきます。
なお、『WEB STORE』での通販のご注文はお受けいたしますが、24日(火)〜26日(木)の受付分に関しましては、発送が27日(金)になります。
お客様には、大変ご迷惑をお掛けしますが、宜しくお願い致します。

ane

昨日と今日で、うちのお店の近くは『地蔵盆』がありました。
僕は京都の人間なんで毎年行われる夏の催しの一つという感覚ですが、関西以外の方には馴染みがない行事かもなんで、簡単に説明します。
『地蔵盆』は、京都が発祥で、各地(町内単位くらい)で毎年8月の終わりの今くらいの時期に行われる行事で、地域毎にあるお地蔵さんの近くにテント組んで、「数珠回し」や「福引」とかして、子供を中心として地域の人たちが集まるお祭りです。
お地蔵さんは子供の守り神なんですが、僕にも小さい子供いるので、見比べると確かに「お地蔵さん」って赤ちゃんみたいな顔してますね。





ane

地蔵盆は2日に渡って行われましたが、昨日の夜は、店の前にも沢山の灯篭が並び、独特の趣があって物凄く綺麗でした。
うちのお店は、寺町商店街を曲がって2軒目にあり、アーケードの中と違って、夜にギラギラした明かりは無く人通りもそんなに多くない場所ですが、昨日の夜は沢山の人が吸い込まれるように来て沢山歩いてました。
僕が子供の頃は、「地蔵盆が終わると、夏休みもボチボチ終わりやなぁ」なんてせつない気持ちになったりしてたど、今の小さい子たちはどうなんかなぁ。。。

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当初の発売予定時期から遅れてしまい、かなり待っていてくださった方も多かったですが、先週末に待望の『LZB』から第一弾となるデニムパンツがリリースとなりました。
今までにも、うちの店で取り扱っている色々なブランドさんと一緒にコラボってデニムを発売した事は何度もありますが、今回は、完全に一から全て自分のところで企画して作った物凄く思い入れの深いアイテムです。
なので、今回のブログは、少し長くなりますが、色々細かくご説明させてください。

僕自身、過去に自店の「オリジナルブランド」は勿論のこと、「ストリートブランド」をはじめとして「レプリカブランド」など様々なブランドのデザインやディレクションなどに携わってきました。
僕がこの服の世界に入ったのが今から15年前で、一番最初に働いたのが古着屋さんで、元々、ビンテージとかが好きで、本当の意味での「アメカジ」スタイルでした。
多分、今のストリートブランドを作ったり売ったりしてる同年代の人も、それが始まりという方も多いと思います。
その当時は、今のように完全にカテゴリー分けされたお店ばかりではなく、さまざまなカテゴリーのMIXスタイルみたいなお店が沢山あって、色々な意味で今より面白いお店も多かったです。
僕が働き始めたお店も、面白いセレクトのお店で、ヴィンテージの501XXと一緒に当時は人気絶頂だったイエローのマックス95とかのハイテクシューズ、新品のTOMMYやRRLなんかのインポートアイテムも一緒に並んでいたので、今思うと当時でも珍しいお店でした(京都では大人気でした)。
色々な商品にふれて、やっぱり原点の「アメカジ」と「ストリート」のミックススタイルみたいなのが好きな自分がいて、今のうちの店(lay-z-boy)の商品構成の流れにたどり着いて、自分でお店を始めることになったと思います。
まあ、そんな経緯があって今があるのですが、今回のデニムパンツは、その色々な部分を詰め込んだアイテムですので、是非見てください。





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まず、シルエットは、お尻周りとモモがゆったり目で、裾にかけてテーパードをきつめにして、全体的にはシュッとしています。
ゆったり目のパンツは好きですが、裾まで太いとボテッとなり、それは嫌だったんで、履いた見た目はスッキリなるようにしてます。
履いた感じは当然選ぶサイズによって異なりますが、ジャストでもゆったり目でも好みで履けるようなシルエットになってます。
あと、前のポケットも通常の5poketのデニムパンツとは異なり、チノパンなどに近い感じのサイドから手を入れやすくしてる仕様なのもポイントの一つです。





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僕自身、服はシンプルが好きなんで、パッと見は極力スッキリとさせて仕上げました。
ステッチも、同色で縫い上げて落ち着いた感じにして、履きこんで全体的に色落ちするとステッチの色が浮き出るようにしています。
あと、アクセントとして、バックのベルトループ部分と内側を赤のステッチにしてます。





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バックの右のポケットには、プラチナムシルバーのステッチで『LZB』の文字が入ります。
あくまでシンプルというテーマですので、この部分がパッと見た感じの目立つ唯一のポイントです。





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裾部分も外側はデニムと同色のステッチですが、内側は『赤ミミ』に合わせてレッドのチェーンステッチです。
『赤ミミ』仕様ですので、軽くロールアップして履いてもらいたいです。
また、今回のこだわりは、この『赤ミミ』で、他にも随所に取り入れて作りました。





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フロントの大きめにとったウォッチポケットにも『赤ミミ』を使用してます。





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あと、各ベルトループにも全て『赤ミミ』を使用してます。
ここまで、『赤ミミ』使ってるデニムパンツは、ハッキリ言ってあんまり無いですよ。





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そして、今回の一番のこだわりは、この内側のポケット部分にヴィンテージの「ディズニー」の生地を使っているところです。
今では手に入れるのが非常に困難な数十年前の「DEAD STOCK」のオールドミッキー柄の生地で、僕がまだ服の世界に入る前にL.Aに住んでいた頃、毎月ローズボールで行われるフリーマーケットに行って買って集めていたレアなものです(今回は大放出します)。





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アップはこんな感じです。
こっちが、LZB OLD NEW DENIM 1のタイプです。
使っている生地の部分によってデザインも若干異なりますので、世界に同じものは2つとないです。




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で別バージョンはこちらです。
こちらは、クラシカルな感じがとってもGOODなミッキーの総柄です。





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アップはこんな感じです。
こっちが、LZB OLD NEW DENIM 2のタイプです
どちらのタイプも、内側のポケットやヨークの部分にオールドミッキーの生地を使用いているので、履いている時は見えませんが、脱いだ時にチラッと見えます。
「はい、これドーン!」みたいなのよりは、さりげなくて良いと思いますよ(本当の意味の見えないお洒落です)。




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履いたらこんな感じです。
肝心のデニムの生地選びには勿論一番こだわり、ヴィンテージのデニムでもよく使用されたジンバブエ産のコットンを本藍で何度も染め上げ、履けば履くほどに「縦落ち」と濃淡の「ヒゲ」が出やすくなります。
また、生産に関しては、世界でもトップクラスのデニムの縫製のクオリティーを誇る岡山の児島で作り上げた『MADE IN JAPAN』にこだわった抜群の仕上がりで、皆様に自信を持っておススメ出来る「lay-z-boy」の『オリジナルデニム』となっております。
随所に赤ミミを使い、またポケットやデニムの内側には数十年前のヴィンテージのオールドミッキーを使用した今まで他にはない、古くて新しいこのデニムパンツは、まさに『唯一無二』の「lay-z-boy」独自のものです。

「ORIGINAL(オリジナル)」って日常あちこちでよく使われる言葉で、日本語に訳すと、「独創的」とか「独自のもの」って意味ですが、他の言葉で簡単に言うと『本物』って事ですよね。

こだわりにこだわり抜いて作り上げた『LZB』のメインコンセプトの「GENUINE WEAR」の名に恥じぬ、『本物』のデニムパンツが皆様をお待ちしておりますので、是非手にとってお確かめください。