2010年09月
2010年09月29日
From Los Angeles

遂に楽しみに待っていた今回のL.Aにて直接買い付けた商品の第一弾がお店に届きました。
なんだかんだで、今回も結構な量を買い付けしてきましたが、箱を店内に入れて検品するだけでも汗だくなって、朝一から2回も着替えました。
アイテム的には、シャツやパーカーやジャケットなど秋物商品で、今回も日本未発売の珍しい『RALPH LAUREN』を中心に、USA限定のアイテムや厳選された『一点物』などを織り交ぜた「lay-z-boy」らしいセレクトの商品群です。
値付けした後、店頭に並ぶのは今週末くらいになる予定となってます。
「ファストファッション」という言葉が蔓延する昨今、安くて流行りの『みんなと同じ服』を着る事は簡単に出来ますが、僕はお洒落とは『人とは違う自分の個性出す事』だと思ってます。
「右へならえ」の行動は、へんに「安心感」はあるかもしれませんが「面白み」はないですね。
時代は変われど、自分自身の個性は失わずスタイルを重視していきたいものです。
今週末は、天気も崩れるとの予報が出ていますが、日本未発売のレアなアイテムが皆様をお待ちしておりますので、お友達もお誘いあわせの上、是非ご来店くださいね!
2010年09月28日
『XLARGE』×『CHAMPION』 REVERSE WEAVE ZIP HOODIE

最近は、昼間はまだ暑いですが、朝晩は涼しくなり、すっかり秋らしくなってきました。
ただ、昼夜の温度差が結構あるので、気温が高いわりに意外と体調を崩しやすい時でもあります。
これくらいの時期に一枚あると大変便利なのが、フルジップパーカーです。
最近お店に入荷したアイテムで、特におススメなのが、この『XLARGE』×『CHAMPION』 REVERSE WEAVE ZIP HOODIEです。
これは、吊り編み機を使用し、糸に余分な負担がかからずふんわりと仕上がった甘編みの微起毛素材を採用し、綿に乾式アクリルを混紡することで、通常のアクリルに比べ軽量かつ吸水速乾性にも優れています。
シンプルかつモダンなブランドロゴ刺繍を左胸に施し、ボディ・腕のシャープなラインはもたつくことのない絶妙のシルエットとフィット感を実現し、さらに製品洗い加工により、袖を通した瞬間から“こなれた感”を堪能出来る最高傑作のパーカーと言えます。

左胸に『XLARGE』の刺繍が入り、

袖には『CHAMPION』のマークが入った完全コラボレートモデルとなります。

この霜降り感が最高に良い感じですね。

着たらこんな感じです。
Tシャツの上からサラッと羽織って脱ぎ着出来るので、この時期はヘビロテで活躍するアイテムです。

「ストリート」と「アメカジ」のトップブランドがタッグを組んだ『本物』のコラボレートは見逃し厳禁の激ヤバのアイテムです。
シンプルで飽きが来ず、長い間着続けられるおススメのアイテムで、値段もお求め安い10,000円(税込み10,500円)となってます。
数量限定の完全リミテッドアイテムですので、気になる方はお早めにどうぞ!
※今回は、『CHAMPION』のリバースウィーブのボディーを使用していますので、通常の『XLARGE』とは大幅に異なる身幅が細いサイズスペック(このXL-SIZEで通常の『XLARGE』のM-SIZEと同じくらい)ですので、通販でご購入の方は、採寸と着用画像を参考にしてください。
2010年09月26日
XLARGE LOS ANGELES (LOS FELIZ 90027)

全4編にわたって書いてきた『アメリカ買い付けブログ』も今回で最後です。
最後は、うちのお店でも取り扱ってる大人気のL.Aストリートブランド代表『XLARGE』のL.Aのお店編です。
前回の買い付けブログでご紹介したお店のあるメルローズやラブレアからバーモントへ移動です。

バーモントブルバードを北に行き、この交差点が見えるとそろそろ到着です。

場所的には、ここはロスフィルス(90027)になります。
余談ですが、この辺りは、元XLARGEのデザイナーで、自身のブランドである『SARCASTIC』を立ち上げたポールや、その兄弟の長兄にあたる『WEST SIDE』のライアンの生家がある場所でもあり、メルローズとはまた違った部分で、お洒落なお店が立ち並ぶL.Aストリートの重要地域でもあります(ライアン、元気にしてっかな)。

で、目的のお店L.Aの『XLARGE』です。
表の看板が一新されてました。

外から見たお店のディスプレイです。

入り口を入ると犬がお出迎え。
この犬、どっかで見たことあるなぁ。

入ってすぐの壁の絵。

真ん中辺の壁の絵。

洗練された売り場です。

秋の新作も並んでました。

2階のロフト的な場所から全体。
以前は隣が『X-GIRL』の店でしたが無くなっていて、この2階にレディースがセレクトで少し入ってました。

僕の好きなブランドの一つである『CONART』もセレクトされてました。
このジュースの冷蔵庫みたいなんは、前にこの店に来た時からありましたね。

個人的に、この店の中で一番目を引いたのが、このO.G仕様のイスです。
これは普通に欲しかった。

で、お店にいた人とも色々話をしました。
途中で、「どっから来たの?」って聞かれたので、「俺は京都から来た。『XLARGE』の日本総代理店と5年前から販売契約を交わしている京都の正規代理店の『lay-z-boy』の橋本だ、ヨロシク!」と話すと、その彼は、『XLARGE』のL.Aのオーナーで、名刺をくれたので、僕も渡しときました。

左の彼が、ストアーオーナーのHaydenです。
Hayden「あなたが『lay-z-boy』の社長ですか?」
僕「そうだよ。うちの店を知ってるのか?」
Hayden「もちろんだよ!以前にうちの『XLARGE』ブランドとあなたのお店(lay-z-boy)でコラボレートTシャツを出したことがあるだろ?」
僕「よく知ってるね。」
Hayden「あれは、とってもクールなデザインだったね。こっち(アメリカ)の人気ファッションwebサイトの『Hypebeast』でも取り上げられていて、L.Aでも話題だったよ。」
僕「うれしいね。」
Hayden「これからも、京都でしっかり『XLARGE』の知名度を拡げていってくれよ!」
僕「O.K! でも、もう充分知名度は高いけどね!」
Hayden「ハハハ、じゃあ、またな!」
僕「ハハハ、また遊びに来るよ、じゃあな!」
みたいな会話をしてました。
とってもナイスガイでした。

せっかく来たんで、記念にTシャツを一枚買いました。
独特のゆるさが良い感じのお店で、僕は好きですね。
まあ、今回のL.A買い付けのブログ(全4話)はこんな感じです。
全体的に観光っぽい感じの内容もありますが、来週には今回色々なところで買い付けた商品が沢山入荷してきます。
また、入荷次第ブログでご報告しますので、インポート好きの方は楽しみ待っていてくださいね!
あと折角なんで便乗して。。。

僕がL.Aに買い付けに行っている間に、『XLARGE』から、この秋の最重要アイテムである13アイテムが入荷してます。
既に、お店でもドンドン売れていっているアイテムで、追って少しずつブログでも紹介したいと思ってます。
少しでも早く見たい方は、店頭か『WEB STORE』からチェックしてくださいね!
『WEB STORE』はこちらから
2010年09月24日
JOYRICH LOS ANGELES (MelroseとLa Brea)

前回の買い付けブログの続きで、アメリカ買い付け編はまだ続きます。
買い付けの合間にL.Aのショップも見に行ったりします。
自分の店に直接関係ないお店にも行きますが、うちのお店のインポートのセレクトは、L.Aブランドが中心なんで、やはり取り扱ってるブランドのお店は特に気になるものです。
まずは、うちの店でも大人気で、今L.Aで一番勢いがあると言われているメルローズにある『JOYRICH』の店から色々と周ってきました。

店内です。
オープン当初から変わらずメンズとレディースが半々のバランスの良い売り場構成。

レジの近くも良い感じのセレクトでした。

秋の新作がズラッと並んでました。
この『JOYRICH』のL.Aのお店は、オープンしてそろそろ3年くらいで、噂では店内も改装するとかせんとか。。。
この内装を見れるのも最後かな。
とりあえず、この店は、L.Aのお洒落さん達が集まる店として有名で、僕が行ってた間も色々な人が来てました。

あれ?
このファッショニスタはもしかしてアイツか?!
答えは、このブログの最後に。。。

それはさておき、少し移動して、同じメルローズアベニューにある『RRL』のお店へ。
昔、ファーマーズマーケットの近くにあった頃(すぐにぶっ潰れた)の店に行ったのが最後でしたが、『RRL』は本当にいついっても心くすぐられるアイテムが揃ってる店です。
「アメカジ」・「ヴィンテージ」というキーワードはグッと来ますね。

で、近くのラブレアへ移動。
この通り沿いも様々なお店があります。
この写真の店は、アンティークとかのアメ物を色々売ってるちょっと面白い有名なお店です(しかし名前は忘れた)。

そして、ラブレアと言えば、勿論ここ。
L.Aのストリートセレクトショップの雄であり、未だシーンを牽引するお店の「UNION」。
うちのお店の取り扱いブランドの『FUCT』や『DEADLINE』もL.Aの取扱店はこの店です。
お隣は、ストリートブランドの先駆者、世界の『STUSSY』。
そして、その隣が『UNDEFEATED』。
2001年9月11日の世界貿易センタービルが標的にされ、全世界に衝撃を与えたアメリカ同時多発テロ「9・11」。
その一年後の2002年9月11日にオープンしたのがこのお店です。
奇しくも、今回僕が行ったのが、その9年後の2010年9月の11日でした。

で、このラブレアの通りを挟んで向かえ側にあるのが、『JOYRICH』のL.Aのショールームです。
前の事務所から移転して、新しい場所になってから行ったのは初めてでしたがとても良い場所です。
ちなみに、ここはお店ではないので、普通の人は中に入れません。

新作の『JORICH』をはじめ、『STAMPD' L.A. 』や『HALF MAN』など様々なブランドが展示されてました。
後姿ですが、左はショールームのマネージャーのYUICHI君で、右はHARUMIKSちゃんです。

これは、このショールームの中でも、特に関係者しか入れない2階のある場所からのショットです。
入り口がショールームで、奥が事務所でしたが、相当広い敷地でした(推定150坪)。
メチャクチャ洗練されたお洒落な空間でしたね。

ここは、このショールームのブランドの撮影スタジオです。
主にカタログやWEB関係の撮影が行われます。
僕も撮影してもらいました。
ちなみに、『JOYRICH』のホームページのトップページもここで撮影されてます。
よかったら、10秒くらい動画みてください。
あと、今回は僕がL.Aに行ったのと同じ時期に入れ違いで、僕の昔からの仲間である『JOYRICH』の社長の「TOM」は日本へ行ってしまってたので、会えずじまいでした(残念)。

しかし、このショールームに行った今回の本当の目的は、僕の後輩で『JOYRICH』の創設期から働いてるYARIに会いに行く為でした。
こいつは、今30歳ですが、昔僕と一緒に働いていたので18くらいの時から知ってます。
現在は、2年以上前からL.Aに住んでて、しかも結婚してますが、そんな事は、当時は予想だにも出来ませんでした(人生って不思議)。
僕が買い付けに行く期間くらいにYARI Jrが生まれると聞いていたので、どうしても出産祝いを渡したくて会いに行きました。
ラルフローレンの生誕の地であるアメリカに住む人に、日本の高島屋で買ったライセンスのラルフの子供服を持って行ってプレゼントするのは僕くらいでしょう(笑)。
まあ、考えようによっては、アメリカ未発売の日本限定のラルフというのは逆に珍しいかもですが(笑)。
なにはともあれ、YARI、おめでとう!
これからは、一児の父親として頑張れよ。
つづく。。。
2010年09月22日
アメリカ買い付け その2(ビーチ方面編)

前回の買い付けブログの続きです。
アメリカ買い付けの朝は早いです。
遠くに買い付けに行く場合も多いので、早朝に起きて行動を開始します。
ちなみに、この画像は「ガイアの夜明け」のオープニングみたいで好きです(笑)。

僕がいつも泊まっているモーテルです。
同じように買い付けに来ているバイヤー(主に古着屋さん)が多く、今回もカリフォルニア最大のフリーマーケットである「ローズボール」の日程と重なったので、満室でした。
僕も買い付け行ってる時は朝方まで商品の検品してることもありますが、ローズボールの日の古着のバイヤーさんは朝の4時くらいにモーテルを出発してます。
あと、人が寝かけようとする時くらいから、ダンボールのパッキン詰めを始める人もいて、慣れはしてますがなんか常にガタガタとやかましいモーテルです。

このモーテルのウリの一つが朝飯が「日本食」という所です。
ただし、1週間のうち6日間がこのメニューで、あとの1日がパン一個だけという刑務所みたいな飯です(笑)。
そろそろ改善してください(切実)!

モーテルの近くで毎日開催されてるスワップミート会場の「ROADIUM」です。
ここはローズボールなんかと比べると大分小さいもので、チカーノが中心にメキシコ系の安い物を色々売ってます。
なんで、この会場では、どちらかというと英語よりスパニッシュの方が公用語となっています。
昔、何回か行ったことあるけど、ここで掘り出し物を見つけるというのは至難の業で、ほぼ時間の無駄という感じです。

で、この日はビーチ方面へ。
L.Aなんで、海の見えるところは沢山あるけど、僕はこの景色がなんか良いです。

ハモサビーチです。
ビーチらしい風景です。

建物は「古き良きアメリカ」という感じで好きな場所です。
サンタモニカやベニスも良いけど、僕はこのハモサやレドンドのビーチが好きですね。

ビーチバレー中。

この道は、レドンドビーチからサンタモニカまで続いてます。
ジョギングしてる人も多く、なんかこの景色は癒されます。
ちなみに、ビーチ沿いの家は特に値段が高く、このチラッと写ってる右側の家は、全て5億~13億とかなりの高額です(関係者談)。

僕の好きなハモサビーチにあるレストランです(名前は忘れた)。

なんでも美味しいけど、ハンバーガーが好きです。

で移動して、トーランスにある「デルアモファッションセンター」へ。
ここはアメリカ西海岸最大級のファッションモールです。
未だにモールの周りの改装工事を繰り返して、少しづつ大きさも拡がってます。

お洒落なブランドも沢山入ってますが、僕がここで買うのは自分の娘のお土産の服くらいですかね(笑)。
でも、本当に色々なデパートやブランドのショップが入ってるんで、観光で行く人にはおススメですよ。

アメリカのスーパーはデカイです。

日本でも疲れた時によく飲む、甘くて美味しい僕が一番好きなコーヒーの「UCC」も、アメリカではこのサイズで売ってます。
絶対毎日買うので、日本でもこれを是非リリースしてください。

で、さらに南の方へ移動して行きます。

だんだんウォルアートも増え、

ゴミ箱も汚くなり、

家にも鉄格子が増えてくると危険なGhettoの匂いがプンプンしてくる。

そういう場所のウエアハウスみたいなとこで、数十万着の服の中から「お宝」を掘っていきます。
この日も「掘り出し物」に出会えたな。

この丘の上から見た景色で、煙がモンモンと出てるとこが「ロングビーチ」です。
港町でありながら、工業地帯という側面も持つ場所で、ビーチ沿いは高級住宅街であるところが多いですが、反面治安の悪い場所もあり、未だギャングが多いのも事実です。

アメリカ西海岸の海路は、全てこの「ロングビーチ」を経由して荷物の積み下ろしが行われてます。
ちなみ、ここはヨットハーバーです。

ここが「ロングビーチ」の中心地くらいです。
静かで良いとこです。

地元で人気のお店「Open Sesame」です。

この日は、僕が昔から世話になってる大好きなHIROKOさんと一緒に食事をしました。
買い付け行ってる間は、毎日肉食ってますが、ここのが特に美味かったな。
ご馳走様でした!

で、ここはモーテルの近くで、「Western」沿いにあるアメリカンバーです。

夜の2時まで営業で、夜はいつもここで飲んでます。

ダーツあり、

ビリヤードありで、平日でもお客さん多いです。
ベロベロまで毎日飲んでます。

しかし、モーテルに帰ったら、夜の最後の仕事の検品が更に待ってます(これがダルイ)。

色んなとこで厳選して色々買ってます。
これで一日分なんで、毎日眠さとの戦いです。
これが検品前で、、、

検品後がこんな感じです。
これが終わる頃、毎日朝方になってて少し寝て出発のくり返しです。
買い付けに行ってる間は極端に睡眠時間が短くなりますが、しんどいけど楽しいです。
今回も幅広く良い物が揃ったと思います。
最近はサイズ小さめになりがちな傾向がありましたが、あえて今回は大き目の物も選んでます。
インポートのアイテムなんで、やっぱり90'Sライクに少しくらい大きめに着てもらいたいという提案です。
※おまけ
90'Sというとやはりオーバーサイズですね。
10年以上前(正確には1999年の春)に金ヤンと買い付けにL.Aに買い付け行った頃のサンタモニカのプロムナードで撮ったレアな写真があったので、リアル90'Sの画像も載せときます。

僕(左)の装備〔1999年バージョン〕
POLO SPORTのキャップ
ラルフのワンポイントTシャツ(XXL-SIZE)
NAUTICAのデニムパンツ(バギーフィットの38インチ)
NIKE AIR FORCE I(ALL WHITE)
今まで生きてきた中の人生で一番大きいサイズ着てた頃です(笑)。
つづく。。。