前回に引き続き、『FUCT』のミリタリージャケットのご紹介です。
これは、去年リリースされ即完売してた人気のモデルに更に改良を加え進化したアイテムで、入荷前からお問い合わせの大変多かったA2 DECK JACKETです。
このA-2ジャケットというのは、N-1の後継モデルにあたり、60年代以降アメリカのネイビー(海軍)で採用されている甲板用のジャケットで、シンプルで武骨なデザインは、往年のバイカーなどにも好まれたモデルです。
このジャケットは、デザイナーのエリックのフィルターを通して現代風にアップデートして作られてます。
ヴィンテージのバックサテン生地を使用しているので、抜群の風合いに仕上がっており、細かなディティールは、機能性やデザイン性にも拘って作られていて、漢(オトコ)の一着になってます。
それでは、細かく説明していきますね。
左の胸には、かなり擦れた感じのステンシルで「SSDD」の文字が入り、ポケットには真鍮で作られた『FUCT』のオリジナルのドットボタンが付いてます。
ミリタリーテイスト溢れるオリーブで作られたジャケットですが、ポケットの横に付いた『FUCT』の赤のピスネームがワンポイントになってて、さりげなくお洒落です。
反対の胸には、ワッペンが付いてた跡みたいな加工が施されてます。
ワッペンが付いてるってのはよくあるけど、あえて着込こみまくって取れたみたいな「USED調」の風合いにしてるところが、デザイナーのエリックらしい拘りが見えてイカしてますね。
フロントのボタンも『FUCT』のオリジナルボタンが付いていて、比翼仕様になっており、ジップとボタンで風の進入を防ぐようになってます。
裾にはアジャスターが付いていて、微妙な調節も可能です。
インナーのアイテムや、ボトムのシルエットの太さに合わせて、着れるのもお勧めのポイントです。
バックにはデザイナー「Erik」による手描きのグラフィックをマジックマーカープリントによって表現されてます。
WASH加工が施されているので、あえてプリントが沈んだ感じなっているのも◎
そして、なんと言っても冬物のアウターの一番はやはり防寒性です。
元々極寒の海の上、船の甲板(デッキ)で作業をする人たちの為に作られたジャケットなだけあって、身ごろのライナーには、アクリルボア生地を張っており防寒性に非常に優れており、袖口まで全てボア仕様ですので、インナーは薄手でもいけるように作られてます。
着たらこんな感じです(M-SIZEです)。
また、袖口にも内側にリブが付いているので、風の浸入も防いでくれ、インナーは薄着でもかなり暖かく着れるように作られてます。
バイクや自転車に乗る人なら、勿論フロントを閉めて着たら良いですし、タウンユースなら、こんな感じで軽く羽織って着るだけでもかなり暖かいです。
去年買い逃した方も、今年狙って方も、残り少なくなってきてますので、是非どうぞ!